いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
思考がやけにちらかる。
優先順位をつけるのが苦手。
おっちょこちょい、とか、忘れっぽい、とかで済まないというか、
生きづらさのようなものが言語化されてくる。
「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」
坂元裕二脚本作品がすきですきで。
この人が書いているのか、と認識したのはMotherからだけど、
今回月9で、坂元さん脚本だと噂を耳にしてから楽しみで楽しみで仕方がなく…!
なおかつあの女優さん3人が発表されて全私沸き立ちました。
一話から胸きゅーきゅー言いっぱなしで、
二話目からはいつも泣かされて、(過去作品もそうだった)
キャストに語らせる言葉がハートに槍ささりっぱなし。
高良くんが
月9という、本当にど真ん中のラブストーリーの中で、この人たちだけのすごく狭い中で終われたらいいなと思います。
と公式サイトのインタビューで話してて驚いたんだけど、
「俺東京で頑張ってるから」
とか
「なにもできてない」
とか
「投げやりにならないとこういうことでいちいち傷つく」
とか、とか、とか
「ラブストーリー」も楽しみながら、
地方東京とか社会問題、貧困という自分の問題に重ねてしまって、いつも故郷を思ってしまう。
違う映画の話だけど、自分が「リアル」だと思ったものが、別の人にとったら「エキゾ」であるということがあって。
悲しいというショックではなく、身体にごーんと響くような衝撃を喰らったのが、つい先日。
同じ映像作品を見ているのにそれぞれの視点で全く別の物を見ていて、
でもそれぞれに大きくなにかが響いているのだなと、
大人になってドラマを見ていても公式サイトなんて見ることなんかないけど、
今回つい開いてしまって、皆さんからのメッセージというのを少し読んで、
あぁ、Motherのときも同じことしたなと思い返しながら、
坂元さんの描くドラマがすきだなぁとより強く思う。
キャスティングもほんとにすきなんだよな…
ド好み。
インタビューを読む感じ、キャスティングにも坂元さんがかんでいるようで、坂元好きがなお走る。
初回声のみの出演だった満島ひかりの登場も発表され、喉が鳴ります。
脚本がいいのか、演出がいいのか、役者が活きる。好かれる役柄だと役者ごと好きになるし、嫌われる嫌なやつだと役者ごとそのとき画面で見るのも嫌いになるくらいハマらせる。
クールが始まる前は森川葵のかわいさを期待してたんですが、今回見事にかわいくみえない。(ほめてる)
一話のヤスケンもじと~っといや~な役でぞくぞくした。
それにしても高良くんはほんとうに良い役者さんですね。
憑依するタイプというか。最後の豹変ぶり。ざわついた「人身事故に舌打ち」という演出の妙。
恥ずかしながら西島くんも演技しているところしか見たことないのだけど、演技してるとき本当に魅力的。
坂口くんもこれまでちょこちょこ見かけてたけど、力あるなぁと。
有村架純のかわいさは言わずもがなだし、期待通りなんだけど今回俳優陣に度肝を抜かれている。坂元ドラマ常連の高橋一生もそれはそれは。
音楽・ライブ・映画・ドラマレビューを楽しみにしている「青春ゾンビ」さんの「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」レビューも一話一話早く更新されないかなと思いながら楽しみに読んでます。
読まれたら、と思うとリンク飛ばすの恥ずかしくてできない…