あとで消すかもしれない、ペーパークラフトインタビューを読んで

なんとなく起きてしまったので、目的もなくインターネット徘徊を。

はてなのブロガーたちは映画においても、音楽においても、レビューがうまいなぁと思いながらうろうろしていたら、このインタビュー記事に出会って、読んでいたら興奮してしまった。

【interview前半】OGRE YOU ASSHOLE『ペーパークラフト』 | BELONGBELONG

実は、わたしは今回の『ペーパークラフト』よりも前作の『100年後』の方が好きだなぁ、と思っていたところがあったんだけど、このインタビューを読んだら、アルバムを聞いて持っていた違和感やら、ライブに行って誰にも言えないなと思っていたことが、すっきりした気分になって、なんだか『ペーパークラフト』が愛しくなった。

 インタビュー内、

音楽性が『homely』(2011年9月)の発売以降に変わったっていうのがあって。その頃、呼んでもらったイベントで、例えば2000人とか3000人のお客さんの前でやっても、全然誰にも届いてないのでは?って感じるようなライブが何度もありました。

わたしがオウガを知ってすきになって、ライブに行き出したのはちょうどこの頃で。

まさに見てるこっちからしても、オウガの演奏中は周りがきょとんとして、立ち尽くしているのを肌で感じていたけれど、何度見てもスタイルは変わらない、どころか余計にサイケデリックで、ノイジーな方向に猛進していくように感じていたので、本人たちが「気にしていない」のは分かっていたけど、

違和感を持っていたんだというところにものすごい興奮して。

ライブは見るたびにアレンジが違って、「あぁもうどんどん分からなくなる」と思うんだけど、それがいいと思ってしまう。

 

どんどん突き進んで置いていってくれ。

 

ってこのバンドには思う。そんなこと他のミュージシャンに思ったことないんだけど。

どこまでも連れて行ってくれる。そんな気がしているのかな

あと何度もインタビュー内でフェティシズムって言っているのが良い。

誰にも言えないなぁと思っていながらも、いつもつい思ってしまうのは、ライブ中メンバー思い思いに気持ちよさそうに演奏して、リスナー側もそれに酔いしれているのが、ものすごい語弊がありそうな言葉を使ってしまうけど、OGRE YOU ASSHOLEの(ものすごい良い意味なんです!!)オナニ―でこちらも喜んでるみたいなことを思ってしまってたんですが。

お互いのフェティシズムをプレイヤーとリスナーがきちんと満たしあっているのではないか、と、インタビューを読んで納得できたんです。良いインタビューでした。オウガに関してはインタビュ―digったりしていないから、もっと漁ろうと思いました。という新年一発目のポストです。

 

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