カルチャーを食べて生きたい
今日は、同い年の同僚に誘われて初めてお昼をふたりで食べた。誘われるのだいすきっこなのでとっても嬉しかった。
彼はブラックミュージック、殊にアメリカHIPHOPに精通しているのでいろいろ教わっている。
JBの映画を勧められた。見たい。
土曜日は会社のみんなでフットサルをやった。その後すぐに帰るつもりでだらだら飲んだ。ここでも「98年組」がすきな上司と、話を弾ませた。
もちろん聞いて知ってはいたけど音源持っていなかった人たちCDを借りた。うれしかった。
twitter、のらねこちゃんが復活した。うれしい。ヌードアーカイブスを買いたい。
高円寺「ひそひそ星」の会場の外観写真をふと見た。衝撃だった。絶対に見に行きたい。園さん。
齋藤陽道が参加する『叢×10』も見に行きたい。
違う子に勧められた「セッション」も、わーわー言われてる「マッドマックス」も見たい。吸いたい。食べたい。ぜんぶぜんぶ。
行きたいところ、見たいもの、整理しようと、忘れないように逃さぬように整理しようとしたらあとからあとから溢れた。
オウガのwork shopも買えていない。悔しい。
欲張りだけど、ぜんぶ叶えるために努力をする。好きなもの吸いつくすために。
ぜんぶ食べたい。
cero/Obscure Ride をずっと聞いている
発売以来、本当にこればかり聞いている。
(下記リンクは通常盤ですが、もちろん初回限定盤をゲットしている)
聞いてないときも、頭にObscure Rideの音楽が流れるだけで幸せな気持ちになる。どうかしている。
一緒に買った星野源/SUN(初回限定盤)、syrup16g/Kranke を一度も聞けないくらいに。
ずっと楽しみにはしていたけれど、
殊にINTER FMで放送中のceroのラジオ番組、night drifterで「Narcolepsy Driver」が初オンエアされてからいてもたってもいられない気持ちになった。
もともと高城さんはラップのような歌唱方法をとることもあったけれど、ここまでラップらしいフロウを決めてくるなんて。しかも、わかりやすくs.l.a.c.kの影響だなと思わせるよう歌い方にもぐっときて。
「やべ〜ちょう良い…!!黒い…!」と思うと同時に「これceroにやられちゃったらさぁ…自分がやりたい&始めた『ブラックミュージック傾倒、生バンドで、ラップ』、やる必要ないよな…」ってすこし、絶望が混じるくらいのガツンと衝撃をくらった。
そしてあれよあれよと無事に発売日を迎え、手にして一度通して聞いたところで「もうさいっこう」「なんてアルバムを作ってしまったんだ」「なんてアルバムを発表してしまったんだ」!!!!!ceroは最高。
そして全編に統一される濃厚な「ブラック」ミュージックへの意識に、あんなにすきだったOrphansは、このアルバムの中で通して聞くとなんだか浮いて聞こえる不思議。
カクバリズムアカウントがリツイートするタワレコの展開を見ながら「ブラックミュージック“散りばめられてる”どころじゃないから!そのものだから!」とかとかとか。
「ビロードのように滑らかな印象」とかって書けないんだよ。スムースとかスマートとか、書きたいのに。書けない。興奮した状態でありのままの感情を書きつけることしかできない。言葉がほしい。
これまでの作品から、ここまでブラックミュージックに傾倒したのは「なぜ」「どこから」「どうやって」という湧く疑問と好奇心から、とにかく発売一週間は毎日毎日インタビューを漁った。そりゃあ似たような答えもたくさんあったけれど(ナイドリ公開収録では収録後に「プロモーションがかなり大変だった」「質問が来たら即返すインタビューマシーンと化した」と言っていた)、インタビュアーとceroの関係性によってあぶりだされる言葉が違うから、お金ないのにね、おもしろくておもしろくて音楽雑誌3冊買っちゃったからね。
インタビューを読めば読むほど、このアルバムができたのは、光永渉(dr)と厚海義朗(ba)の功績がすさまじすぎる。ありがとう、ありがとう!!
こう考えると、藤井洋平を好きになったのも、藤井洋平のスター性、輝き、センスにひかれただけでなく、洋平ちゃんの後ろ光永厚海両氏が演奏していたのを見ることができた、ことに拠ると思ってもおかしくはないのかもしれない。
「Elephant Ghost」のズドズドバタバタドラムの最高さよ…。
分析と理論でこれ作って、演ってしまう光永渉と荒内佑。
「C.E.R.O」、「Summer Soul」、「Wayang Park Banquet」、「Narcolepsy Driver」この5曲を愛しています。
わたしはブラックミュージックをdigってじぶんで聞きこんできたわけではないし、
日本語ラップからHIPHOPを聞き出して、90’sNYスタイルに足を踏み入れたばかり。
グラスパー、J Dillaだってぜんぜん聞いてきてない。
1年半ほどおつきあいしていた彼がいろいろな音楽を聞かせてくれて「ファンクって具体的には?」「テクノとハウスって何が違うの」「これってジャンル的に言ったら何にあたるの?」というわたしの質問に都度都度きちんと向き合ってくれた賜物でしかなくて。しばらく連絡取っていなかったけれど、思わずありがとうって伝えてしまうくらい衝撃で、そこまでさせる力のある傑作アルバムです。
それがなかったら、ゼッタイこんなにObscure Rideを「ヤバい!!!さいこう!!!」って思えなかった。
Ustream「RECORD YOU ASSHOLE」でじぶんたちで言ってて、大層笑ったし未だにネタにさせてもらってるんだけど、
OGRE YOU ASSHOLEの「焼畑農業」(音楽性を変えて、それまでのファンいなくなったけど、土壌がよくなったって)と同じことがceroで起こってもおかしくないし、amazonにひとつだけついていた☆5以外の評価も仕方ないと思う。
そして“Contemporary Eclectic Replica Orchestra"と自称する勇気
痺れた。ブラックミュージックを日本人がやること、そしてレプリカと言い切ってしまうことで、より音楽性を高めたいって。
この人たちにしか言えない。
きっと音楽シーン変わる。シティーポップがありふれたように。
そして、このアルバムは10年後も名盤であり続けるのだろう。
とにかく、日本語ラップを聞いてるひとにも、モロにブラックミュージックばかり聞いてきた人にも聞かせたいと思う。
そしてインタビューで名前が上がった全員の音楽をしっかり聞き込みたい。
ライブが本当に楽しみ。
お金があったら地方も行くのに…。
オウガの10周年ライブもceroの東京とかぶっていてとても迷っていたなかで、
ceroゲストで入れるかもというお話をいただいて、買わずにいたんだけど雲行きが怪しくなり…先週急いで買ったらすでに1900番台だったので、迷っている人は6月中に買わないとなくなってしまうんじゃ、と思っています。
rojiも行きたい。しばらく行ってない高城さんがOMSBのビート集「やっと買ったんだ!」って聞いてた以来くらいだもの。
http://realsound.jp/2015/05/post-3356.html
このインタビューでも高城さん藤井洋平って言ってる。
どんだけすきなんよ…!マイバディ!!!
うんざり
仲良しごっこはもううんざり。
同期だからって、苦手な子をわざわざ誘わないといけなかったり、
仲間外しみたいだと言われたり、
そんな文化に昔から違和感を覚えていた。
コミュニティがそれしかない小中のクラスメイトでもあるまいし、もうとっくに大人だし。
なんでわたしが楽しむために企画するものに、わたしが楽しめなくなる原因となることを呼ばなきゃいけないのだ。
別に他の人が幹事をするものに苦手な人がいても仕方ないし、文句も言わないけど、
わたしに幹事を押しつけるならば人選も自由にする。
自分を尊重してくれるひとたちだけを大切にして生きていきたい。
わたしはなんでこんなにうじうじひねくれているのだろうか。
とてもひさしぶり。さいきんのこと。
音楽活動を始めたんです。
こんなこと言うと元も子もないんだけど、
自分はプレイヤーよりマネージャータイプなんだなぁと。
「出たい」気持ちはあるけど、向いているのはやはり裏方。
バランス良く、みんながwin-winで続けるためには、っていうのを考えてしまう。
でも、結果いろいろ抱えてしまい、任せるのが苦手なので、リーダータイプではない。
反省としては、
自分が出ると、いっぱいいっぱいになってしまって、好きな人が出てくれるのにめいっぱい楽しめない。
せっかく来てくれた久しぶりな友人たちとめいっぱい話せない。
そこは自信を持ったり、個人で練習して準備万端になるなり、解決方法はあるとして。
普通に働いている中で(しかも結構忙しかったし、仕事もプライベートもストレスまみれでつらい時期だった)歌詞書かなきゃいけなくて、深夜(翌日仕事なのに1時から5時とか)に練習ってのほんとしんどかった。
とりあえず時期尚早だった、イベントをやることはこんなに疲弊すること、ってのが分かったことが収穫ですよ。
そして、きちんと興味を持ってくれて、足を運んでくれるひとがいるというのが分かったこと。
うれしかったです。ありがとう。(ちゃんと伝えよう)
ひとまずは音源を作ること、
MVを撮ること、
ありったけの準備をしてから、パーティをしよう。
終わった後にもやもやしてしまったので、これも久しぶりに読んだ。おもしろかった。
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これかわいい…!!これをさりげなく付けていて似合う女子になりたい。
プレビュー数が選考に関係あったりするのかしら
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髪を切りに行きたい、散歩しながら写真を撮りたい、嫌な女になりたくない、刺繍をしたい、誰かを惹きつけられるような言葉を綴りたい、
あとで消すかもしれない、ペーパークラフトインタビューを読んで
なんとなく起きてしまったので、目的もなくインターネット徘徊を。
はてなのブロガーたちは映画においても、音楽においても、レビューがうまいなぁと思いながらうろうろしていたら、このインタビュー記事に出会って、読んでいたら興奮してしまった。
【interview前半】OGRE YOU ASSHOLE『ペーパークラフト』 | BELONGBELONG
実は、わたしは今回の『ペーパークラフト』よりも前作の『100年後』の方が好きだなぁ、と思っていたところがあったんだけど、このインタビューを読んだら、アルバムを聞いて持っていた違和感やら、ライブに行って誰にも言えないなと思っていたことが、すっきりした気分になって、なんだか『ペーパークラフト』が愛しくなった。
インタビュー内、
音楽性が『homely』(2011年9月)の発売以降に変わったっていうのがあって。その頃、呼んでもらったイベントで、例えば2000人とか3000人のお客さんの前でやっても、全然誰にも届いてないのでは?って感じるようなライブが何度もありました。
わたしがオウガを知ってすきになって、ライブに行き出したのはちょうどこの頃で。
まさに見てるこっちからしても、オウガの演奏中は周りがきょとんとして、立ち尽くしているのを肌で感じていたけれど、何度見てもスタイルは変わらない、どころか余計にサイケデリックで、ノイジーな方向に猛進していくように感じていたので、本人たちが「気にしていない」のは分かっていたけど、
違和感を持っていたんだというところにものすごい興奮して。
ライブは見るたびにアレンジが違って、「あぁもうどんどん分からなくなる」と思うんだけど、それがいいと思ってしまう。
どんどん突き進んで置いていってくれ。
ってこのバンドには思う。そんなこと他のミュージシャンに思ったことないんだけど。
どこまでも連れて行ってくれる。そんな気がしているのかな
あと何度もインタビュー内でフェティシズムって言っているのが良い。
誰にも言えないなぁと思っていながらも、いつもつい思ってしまうのは、ライブ中メンバー思い思いに気持ちよさそうに演奏して、リスナー側もそれに酔いしれているのが、ものすごい語弊がありそうな言葉を使ってしまうけど、OGRE YOU ASSHOLEの(ものすごい良い意味なんです!!)オナニ―でこちらも喜んでるみたいなことを思ってしまってたんですが。
お互いのフェティシズムをプレイヤーとリスナーがきちんと満たしあっているのではないか、と、インタビューを読んで納得できたんです。良いインタビューでした。オウガに関してはインタビュ―digったりしていないから、もっと漁ろうと思いました。という新年一発目のポストです。